GM-CSF Inhalation Promoting Organization

GIPOの概要

寄付・支援のお願い

募金趣意書

自己免疫性肺胞蛋白症は、肺胞に老廃物が溜まって徐々に酸素が取り込めなくなり、息切れが進む難病です。患者さんは我が国に3000人程おられると推定されていますが、そのうち毎年200名ほどがGM-CSF吸入療法による治療を必要としていると予想されます。
2000年に初めて東北大学で重症患者さんに対してGM-CSF吸入療法が行われて以来、2024年の7月にノーベルファーマ社からサルグマリンという商品名で発売されるまで、24年間もかかってしまいました。長年の医師達による研究 ― サルに吸入投与して安全性を調べたり、吸入したGM-CSFの体内への吸収を調べたり、患者さんを実薬吸入するグループと偽薬吸入するグループの2群にわけて効果や副作用を調べる臨床試験をやって得たデータが決め手となり、ようやく厚生労働省による薬事承認を得るところまで漕ぎつけました。

ここからは、GM-CSF吸入療法の最適化に関する研究と社会活動が求められます。どうしたら効率よく吸入できるのか? GM-CSFをどのくらい長く吸入するのがよいのか? 一度よくなったら、どうやってその状態を維持したらよいのか? 等、全国の医師たちに協力をもとめて、治療例に関する情報を集め、治療法を最適なものにしていく必要があります。また、肺胞蛋白症が稀少疾患であるために誤診され、GM-CSF吸入療法につながらないケースも少なくありません。正しい診断法を呼吸器内科医に広める必要もあります。

こうした活動を行うために、GM-CSF吸入療法の実用化に貢献した医師達が集まって出来たのがGM-CSF吸入推進機構(GIPO)です。12人の理事と1人の監事からなる手弁当の会ですが、それでも活動をしていくためには、とにかくお金がかかることが分かりました。

  1. (1)ホームページの作成と更新料
  2. (2)ホームページのサーバーホスティング利用料
  3. (3)統計解析ソフトウェアの使用料
  4. (4)研究会を開催するための会場費やパンフレット代や講師料
  5. (5)統計解析に必要なコンピューターの購入維持費
  6. (6)理事の出張旅費

など年間200万円程度は組織の維持に必要であると考えています。
理事会で話し合い、本活動の意義をご理解いただける個人、企業・団体の皆様にご説明に上がり、寄付をお願いすることになりました。非営利の一般社団法人なので、寄付金収入は税金の対象とはならず、法人の活動費にそのままの額を活かすことができます。寄付をいただいた個人・企業・団体には、定期的に活動報告を送らせていただきます。どうぞよろしくご検討の程お願いいたします。

                          2025年元旦
                     一般社団法人GM−CSF吸入推進機構
                        代表理事 中田 光

ご寄附のご入金について

当法人へご寄付をいただける場合には、下記口座までご入金をお願いいたします。
お振込みの際はお手数ですがお問合せフォームより、ご寄付をいただける旨と、お名前、ご住所をお知らせ下さい。
皆様のご寄付は、趣意書の内容に則り大切に使わせて頂きます。皆様のご協力をお願い申し上げます。

■振り込み先
銀行名:GMOあおぞらネット銀行(金融機関コード:0310)
支店名 : 法人第二営業部(支店コード:102) 
口座番号 : 普通預金 2007969
口座名義 : GM-CSF吸入推進機構

■募金額
個人 1口 1万円
企業・団体 1口 10万円

※GIPOは、一般社団法人ですので、寄付金控除の対象とはなりません。
大変ご不便をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。