自己免疫性肺胞蛋白症の予後
- 1999年から2017年まで東北大学、新潟大学、杏林大学病院で診断された103人の患者さんが生きているかどうかを現在から過去に遡って調査しました。
- その結果、診断された患者さんが2年後に生存している割合(平均[95%信頼区間])は、99.1[97.1-1.00]%、5年後、11年後に生存している割合は、97.7[94.5-1.00]%、86.2[76.5-97.1]%でした。
- これを診断時の%Dlco(予測肺拡散能)が75.7%以上の人と未満の人に分けてみると、以上の人は、16年経っても100%生存しているのに75.7%未満の患者さんでは、10年間に34.8[0-64.1]%が亡くなっています。